看護師は多忙な仕事ですが、やりがいを強く感じることができる仕事でもあります。日々の業務を通して得た知識や気づきが原動力となり、看護に対する興味関心の幅はどんどん広がっていくでしょう。そんな中、キャリアアップの道の1つとして、認定看護師を目指す人は多くいます。
認定看護師とは、ある特定の看護分野において、熟練した看護技術と知識を有することが認められたものを指します。実践・指導・相談の3つの役割を果たし、看護ケアの拡大と質の向上を目指しています。
特定の看護分野は、21分野と多岐にわたっており、救急看護、緩和ケア、糖尿病看護などが挙げられます。病院によって活動内容は異なりますが、院内でキャリアアップのための会議をしたり、職種を超えて専門的な指導や勉強会の開催などを行っているケースが見受けられます。
多くの医療現場で、医師・看護師・薬剤師など他職種でチームを組んでサポートをしています。他職種によって構成されるチーム医療現場においても、認定看護師の幅広い知識と経験大変重宝されます。
認定看護師は、臨床現場で高水準の看護技術を実践する臨床現場のエキスパートです。患者さんと家族へのサポートだけでなく、医療現場においても職種を超えてリーダーシップを図り、チーム医療の先頭に立って活躍できる素晴らしい資格だといえます。
医療の最前線に立ち、後輩をしっかり育てていくポジションに就きたいのであれば、ぜひ認定看護師の資格を取得することをおすすめします。この資格を取得すれば、仕事の幅が広がることはもちろん、転職においても非常に有益な影響を与えます。